2015年4月27日月曜日

オラクルカードは取り付きやすい占術

カード系の占いにオラクルカードというのがあります。


オラクル(oracle)とは「神託」という意味で、有名なRDBシステムのシリーズにもオラクルという製品がありますが、こちらはコンピュータシステムではなく占い分野のオラクルです。


1デッキは数十枚をセットとしており、絵札の美麗なタロットと比べても、何やら妖しげな色つかいのユニークな絵柄が特徴です。


では、タロットとはどのあたりが違うか?タロットカードはカード自体に抽象的な意味があらかじめ割り振られています。占者はそれをもとに、引かれたタロットカードが何を言わんとしているのか、自分のインスピレーションを駆使してリーディングを行い、鑑定結果を導きます。


一方、オラクルカードにあらかじめ割り付けられているのは「メッセージ」。タロットよりはずっと具体的で、ゆえにオラクル=神託と呼ばれていると思われます。占者はメッセージを照合・読み取りするだけで、託宣につなげることができます。


このように、初心者でも使いやすいという点がオラクルカードの長所であり、レビューなど眺めてみても、おおむね「使いやすい」という評価を得ています。


管理人的には自分で占いをしてみようと思う方には、大アルカナのみのタロットがよいと思います。
理由は習熟が進むと応用が効くし、なにより占い業界でも「当たる」が定評なタロットですから。


でも、すぐに成果につなげたい方には、慣れが必要な占法は少々難ありかもしれません。もし、自分で恋人の本音とか、不倫の引き際とか、デリケートな問題であって具体的なベクトルを知りたくて占うなら、オラクルカードも良い選択だと思います。


セルフ占いは定評のある占術と、なじみやすい占術の二通りで取り組むとよいでしょう。時が経つにしたがって、一つに絞られるか、併用してゆくか、自分の状況変化や必要性に伴ってベターな方向に進んでゆくはずですから。




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